大家業を続けていると、自分では当たり前だと思っていることが、相手にとっては当たり前ではないと感じる場面が数多くあります。
家賃の支払い方、ゴミ出しのルール、連絡への対応など、自分の常識だけで考えると理解できない行動に戸惑うことも少なくありません。
私自身、大家になってから多くの入居者様やテナント様と関わる中で、「自分の常識で判断してはいけない」と何度も学ばされました。
今回は大家歴10年の経験から学んだ「自分の常識で判断しない大切さ」についてお話しします。

大家業では価値観の違いに驚かされる
大家になってから、さまざまな価値観や感覚の違いに出会いました。
家賃を独自のルールで分割払いする入居者様。
連絡をしてもなかなか電話に出ない方。
ゴミの分別ができず放置してしまう方。
自分では想像しなかった行動に驚くことも多くありました。
またテナント退去時には、大量の残置物が残されていたこともあります。
処分費や未払い家賃なども重なり、大きな損失となりました。
当時は「普通はこうする」と考えていた
大家になったばかりの頃は、自分の感覚が一般的だと思っていました。
家賃は決まった日に支払うもの。
ゴミはルール通りに分別するもの。
連絡があれば折り返すもの。
そんな考えが当たり前だと思っていました。
しかし実際には、人それぞれ事情も考え方も異なります。
自分の基準だけで判断すると、相手の行動が理解できず感情的になってしまうこともあります。
人によって「当たり前」は大きく違う
実際に大家業を続ける中で、人によって当たり前は大きく異なることを知りました。
滞納していても少しずつ支払おうとする方。
事情があっても連絡できない方。
ルールを守れず周囲に迷惑をかけてしまう方。
もちろんルール違反は良くありません。
しかし相手にも事情や背景がある場合があります。
特にテナント退去時には、家賃未払い・空室損失・残置物処分費などを合わせて約150万円近い損失が発生しました。
当時は大きなショックでしたが、同時に人それぞれ価値観や考え方が違うことも痛感しました。
今はまず相手の事情を考えるようになった
現在はトラブルが発生した時でも、まず相手の事情を考えるようにしています。
もちろんルールは守っていただく必要があります。
しかし感情的になるのではなく、
「なぜそうなったのだろう」
「何か事情があるのだろうか」
と一度考えるようになりました。
その方が結果的に冷静な対応につながることも多いと感じています。
大家業は人と向き合う仕事
大家業は建物を管理する仕事であると同時に、人と向き合う仕事でもあります。
自分の常識だけで判断すると、見えなくなることがあります。
相手の立場や考え方を想像しながら対応することで、より良い解決策が見つかることもあります。
だから私は、自分の常識だけで判断せず、相手の事情や考え方にも目を向けることを大切にしています。
それが大家歴10年で学んだ大切な教訓の一つです。
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