家を売ると「売却代金がそのまま手元に入る」と思っている方も多いかもしれません。
しかし実際には、住宅ローンの完済や仲介手数料、司法書士費用など、さまざまな支払いがあります。
私は2回の戸建売却と1回のアパート売却を経験しました。
実際に売却代金を何に使ったのか、そして意外と見落としやすい税金についても、実体験をもとにご紹介します。

この記事で分かること
- 売却代金から支払うもの
- 手元に残るお金の考え方
- 私が実際に支払った費用
- 売却前に確認しておきたいポイント
売却代金から支払ったもの
私が売却代金から実際に支払ったものは次のとおりです。
- 住宅ローン完済
- 仲介手数料
- 司法書士費用
- 固定資産税の日割り精算
- 引越し費用
- 売却後に発生した税金
また、火災保険は契約期間が残っていたため、一部が返金されました。
私が実際に経験した3つのケース
1回目(戸建・現金購入)
買主様は現金購入だったため、とてもスムーズに進みました。
銀行へ立ち会うこともなく、買主様ともお会いしていません。
売却代金が入金された後、住宅ローンが完済され、残った金額が手元に残りました。
ただし、この時も「手元に残ったお金を全部使っていい」というわけではありません。
売却後に税金が発生する可能性もあるため、ある程度は残しておくことが大切です。
2回目(戸建・住宅ローン利用)
2回目は住宅ローンを利用した買主様でした。
決済日に銀行で売却代金の入金を確認し、その後住宅ローンが完済されました。
今回は売却後にプラスのお金が残ったため、その中から引越し費用を支払いました。
住宅ローンを返済した後に、ようやく「自由に使えるお金」が確定したという印象です。
3回目(アパート売却)
アパート売却では金額が大きかったため、お金の流れも少し複雑でした。
私が支払ったものは、
- アパートローン完済
- 仲介手数料
- 管理費の日割り精算
- 火災保険の精算
などです。
管理会社へ前払いしていた管理費は日割り計算され、一部が戻ってきました。
火災保険も契約期間が残っていたため、一部返金がありました。
私が勘違いしていた税金のこと
私は最初、
「住宅ローンを返済した後に残ったお金」に税金がかかる
と思っていました。
しかし実際は違いました。
税金はローン残高ではなく、
- 不動産の取得価格
- 減価償却
- 帳簿価格
などをもとに計算されます。
例えば、
「4,000万円で売れて、住宅ローンが3,800万円残っていたから利益は200万円」
という計算ではありません。
私もアパート売却後、税理士さんに計算していただいた結果、約130万円の税金を支払いました。
売却代金がそのまま手元に残るわけではないことを実感し、事前に税理士さんへ相談して本当に良かったと思っています。
売主が確認しておくこと
決済日までに確認しておきたいものはこちらです。
- 住宅ローン残高
- 仲介手数料
- 司法書士費用
- 固定資産税精算
- 売却後に発生する税金
- 不動産会社・司法書士の振込先
住宅ローンは銀行が決済日に自動で完済手続きを行うため、自分で振り込む必要はありません。
私ならこうする
私は今なら、売却前に一覧表を作ります。
例えば、
- 売却価格
- ローン残高
- 仲介手数料
- 司法書士費用
- 引越し費用
- 税金
を書き出しておけば、
「最終的に手元へいくら残るのか」
が分かりやすくなります。
また、値下げ交渉があった場合も、どこまでなら対応できるか判断しやすくなります。
今ならこう考える
売却代金は「入金された金額」ではなく、
すべての支払いが終わった後に残る金額
を見ることが大切だと感じています。
住宅ローンだけでなく、税金や引越し費用まで考えておくことで、安心して住み替えを進められます。
よくある質問
Q. 売却代金は全部受け取れますか?
住宅ローンが完済している場合でも、
- 仲介手数料
- 司法書士費用
- 引越し費用
- 新居の初期費用
- 売却後の税金
などが発生する場合があります。
そのため、売却代金がそのまま自由に使えるとは限りません。
Q. 仲介手数料はいつ支払いましたか?
私の場合は決済日に支払いました。
一方で、司法書士費用は事前に振り込みました。
決済日当日の振込先を減らしておくことで、当日の手続きをスムーズに進めることができました。
Q. 売却代金より住宅ローンが多い場合はどうなりますか?
住宅ローンの残高が売却代金を上回る場合は、不足分を自己資金で用意する必要があります。
決済日に銀行口座から引き落とされるため、事前に不足額を入金しておかないと手続きが進められません。
不安な場合は、決済日より前に金融機関や不動産会社へ確認しておきましょう。
まとめ
家を売ったお金は、すべて自由に使えるわけではありません。
私も2回の戸建売却と1回のアパート売却を経験し、
- 住宅ローン完済
- 仲介手数料
- 司法書士費用
- 固定資産税精算
- 引越し費用
- 売却後の税金
など、さまざまな支払いがあることを実感しました。
特にアパート売却では、ローン残高ではなく帳簿価格などを基に税金が計算され、約130万円の税金が発生しました。
売却価格だけを見るのではなく、「最終的に手元へいくら残るのか」を事前に把握しておくことで、安心して住み替えを進められると思います。