退去連絡は大家にとって永遠の悩み
賃貸経営をしていると、満室になった瞬間は本当に嬉しいものです。
空室が埋まり、ようやく一安心できたと思う方も多いでしょう。
私自身も大家になった頃は、満室になればしばらく安心できると思っていました。
しかし実際の賃貸経営では、満室になったからといって安心できるわけではありません。
なぜなら退去連絡はある日突然やってくるからです。
今回は大家歴10年の経験から、退去連絡との向き合い方についてお話しします。

大家になった頃は空室が一番怖かった
大家になったばかりの頃は、とにかく空室が怖かったです。
特に繁忙期が終わる3月以降は、
「次の入居者様はいつ決まるのだろう」
という不安を抱えていました。
空室期間が長引けば、その分だけ家賃収入は減ってしまいます。
そのため満室になれば安心できると思っていました。
また当時は、退去理由についてもそこまで深く考えていませんでした。
退去理由は想像以上にさまざま
10年以上大家業を続けていると、本当にさまざまな退去を経験します。
別々のアパートではありますが、逮捕による退去がありました。
また、新社会人として入居された方が入社後すぐに退職し、入居からわずか1か月で退去されたこともあります。
どちらも購入時には全く想像していなかった出来事でした。
賃貸経営では、大家側ではコントロールできない理由で退去が発生することも少なくありません。
そのたびに、入居者様一人ひとりに事情があることを実感します。
テナント退去の影響は想像以上に大きい
住居の退去も大変ですが、特に大きな影響を受けるのがテナント退去です。
以前、テナント入居希望者様から、
「半年は借りるので、準備期間として最初の1か月を無料にしてほしい」
という相談がありました。
半年以上利用していただけるならと思い了承しました。
しかし実際には集客がうまくいかなかったようで、わずか1か月半で退去となってしまいました。
テナント賃料は住居より高額なため、空室による影響も大きくなります。
改めて事業用賃貸の難しさを感じた出来事でした。
満室はゴールではなく通過点
大家を続ける中で学んだのは、満室はゴールではないということです。
満室になったと思ったら別の部屋から退去連絡が入る。
これは珍しいことではありません。
また管理会社によっては、退去情報の共有が遅れるケースもあります。
そのため満室だからといって安心しすぎないようになりました。
むしろ満室の時こそ、
次の退去に備えて募集条件や設備状況を見直すようにしています。
今でも退去連絡には少し緊張する
大家歴10年を超えた今でも、管理会社さんから電話がかかってくると少し身構えてしまいます。
「退去連絡かな?」
と思うこともあります。
以前ほど一喜一憂することはなくなりましたが、それでも退去連絡は決して嬉しいものではありません。
ただ、退去は賃貸経営では避けられない出来事です。
だからこそ退去を前提に準備しておくことが大切だと感じています。
まとめ|退去連絡は賃貸経営の一部と考える
満室になると安心したくなります。
しかし退去連絡はある日突然やってきます。
賃貸経営では、
- 満室でも安心しすぎない
- 退去理由はさまざまだと理解する
- 次の募集準備を常に意識する
- 管理会社と連携を取る
ことが重要です。
私自身、今でも退去連絡には少し緊張します。
それでも退去は賃貸経営の一部です。
満室を目指すだけでなく、退去があっても慌てない経営を続けることが大切だと感じています。
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