はじめに
大家業を続けていると、最も残念な連絡の一つが退去連絡です。
昨日まで普通に住んでいた入居者様が突然退去し、満室だった物件に空室が発生することがあります。
不動産投資を始めた頃は、満室になればしばらく安心できると思っていました。
しかし実際には、空室は予想もしないタイミングでやってきます。
今回は、大家10年の経験から学んだ「空室との向き合い方」についてお話しします。

満室は永遠ではない
不動産投資を始めた頃は、
- 満室になれば安心
- 家賃収入は安定する
- しばらく何も起きない
そんなイメージを持っていました。
しかし現実は違いました。
入居者様にはそれぞれ事情があります。
転勤や結婚、転職、実家への帰省など、大家では予測できない理由で退去は発生します。
満室はゴールではなく、経営の途中経過に過ぎないことを学びました。
新入社員が1か月で退去したこともあった
過去には、新入社員として入居された方がわずか1か月で退去したことがありました。
大家としては長く住んでいただけると思っていたため、とても驚きました。
また、
- テナント企業の倒産
- 身寄りのない入居者の退去
- 予想外のトラブル
なども経験しています。
空室は大家の都合とは関係なく発生します。
だからこそ、空室が出た後にどう動くかが重要になります。
10部屋中6部屋が空いた経験
私たちの物件では、10部屋中6部屋が空いた時期もありました。
さすがに不安になり、夫婦で新幹線に乗って現地へ向かいました。
管理会社へ直接会い、
- 今後の募集方法
- 周辺物件の状況
- 空室対策
- 入居者ニーズ
について相談しました。
電話やメールだけでは分からないことも、直接会うことで見えてきます。
結果的には満室まで回復することができました。
空室対策は設備だけではない
空室対策というと、
- 家賃値下げ
- Wi-Fi導入
- 設備交換
を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろんそれらも重要です。
しかし実際には、
- 管理会社との関係
- 仲介会社との関係
- 現地確認
- 情報収集
も同じくらい大切です。
大家業は建物だけではなく、人との関係によって支えられていると感じています。
今ならこう考える
今の私なら空室は必ず発生するものとして考えます。
そして空室が出たら、
- 管理会社へ相談する
- 仲介会社の意見を聞く
- 現地確認を行う
- 必要な改善を検討する
という流れで対応します。
焦って判断するのではなく、一つずつ状況を確認していくことが大切だと思います。
まとめ|空室は発生してからの行動が大切
不動産投資では空室を完全になくすことはできません。
しかし空室が発生した後の対応によって結果は大きく変わります。
満室は永遠ではありません。
だからこそ、
「空室は必ず来る」
という前提で準備しておくことが大切です。
大家の仕事は満室を維持することではなく、空室が出ても冷静に対応し続けることなのかもしれません。
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