アパート経営をしていると、
どうしても満室か空室かに意識が向きがちです。
私自身も大家になった頃は、
とにかく満室を目指すことばかり考えていました。
しかし大家業を10年以上続ける中で、
空室そのものよりも「いつ空室になるのか」の方が重要だと感じるようになりました。
今回は大家歴10年の経験から、
空室になる時期と賃貸経営の関係についてお話しします。

空室になること自体が不安だった頃
大家になったばかりの頃は、
空室になること自体が大きな不安でした。
家賃収入が減ればローン返済や運営にも影響します。
そのため、
とにかく満室を維持したいという気持ちが強くありました。
当時は空室になる時期まで考える余裕はなく、
空室が出ることだけを恐れていたように思います。
空室は時期によって結果が変わる
しかし実際に大家業を続ける中で、
空室になるタイミングの重要性を感じるようになりました。
学生や転勤の多い地域では、
ある程度退去時期を予測できることがあります。
事前に退去を想定できれば、
募集準備や修繕計画も立てやすくなります。
反対に、
募集が厳しい時期に空室が発生すると、
想定以上に長期空室になることもあります。
同じ空室でも、
発生する時期によって難易度が大きく変わることを学びました。
募集環境も変化している
近年は物価高騰の影響もあり、
実家へ戻ることを理由に退去される方も増えたように感じています。
また不動産会社さんからは、
単身者向け賃貸の問い合わせ自体が減っていると聞くこともあります。
以前は3月を過ぎると募集が厳しくなると言われていました。
しかし現在では、
地域によっては3月であっても苦戦するケースがあります。
そのため、
昔の常識だけで判断できない時代になっていると感じています。
現地確認の大切さを実感した
先日現地を訪れた際には、
ドアガラスの破損や壁の穴など、
募集前に修繕が必要な状態を目の当たりにしました。
退去後の状況を十分に把握できておらず、
改めて現地確認の重要性を実感しました。
募集時期だけでなく、
部屋が本当に募集できる状態なのかを確認することも大切です。
遠方物件であっても、
可能な限り現地確認を行う価値はあると感じています。
まとめ
大家業を続けている以上、
空室を完全になくすことはできません。
しかし空室になる時期や募集環境によって、
その後の結果は大きく変わります。
満室という結果だけを見るのではなく、
空室になるタイミングや地域の状況、
募集できる状態になっているかまで意識することが重要です。
だから私は、
満室だけではなく、
空室になる時期にも目を向けながら経営していきたいと考えています。
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