不動産投資というと、多くの人は物件探しや利回りばかりに目が向きがちです。
私自身も大家になった頃は、どんな物件を買うかばかり考えていました。
しかし10年以上大家業を続けて感じるのは、不動産投資は物件選びだけでは成り立たないということです。
実際には銀行との信頼関係も経営の重要な要素です。
今回は、大家業を続ける中で実感した「銀行との付き合い方」についてお話しします。

不動産投資は融資がなければ始まらない
不動産投資を始めた頃、私は物件探しばかりに集中していました。
利回りや立地、築年数ばかりを見て、
「良い物件さえ見つかれば成功できる」
と思っていたのです。
しかし実際には、どんなに良い物件でも融資が通らなければ購入できません。
当時お世話になった営業担当者さんは、
- 購入者の属性
- 物件の評価
- 融資してくれそうな銀行
を考えながら物件を紹介してくれていました。
だからこそ、連絡をいただいたらできるだけ早く現地へ行き、購入判断をする必要がありました。
当時は本当に数日で決まってしまう世界だったのです。
良い物件だけでは購入できない
当時の私は、
「収支が合えば大丈夫」
「利回りが高ければ良い」
と考えていました。
しかし実際には、物件と融資はセットです。
サラリーマン大家の場合、よほどの資産家でない限り銀行融資なしでアパートを購入することは難しいでしょう。
不動産投資は銀行と二人三脚で進める事業だと感じています。
購入後も銀行との付き合いは続く
融資は購入時だけの話ではありません。
購入後も銀行との関係は長く続きます。
例えば、
- 金利の見直し交渉
- 借り換え相談
- 返済条件の相談
などが発生します。
実際に私も金利交渉を行った経験があります。
また、コロナ禍のような予測できない出来事が起きると、入居率や収支が悪化する可能性もあります。
そんな時に相談できる関係性があるかどうかは非常に大きいと感じています。
融資環境は突然変わる
私が不動産投資をしていて強く感じたのは、融資環境は永遠に続くものではないということです。
ある出来事をきっかけに、それまで積極的だった銀行融資が一気に厳しくなった時期がありました。
同じ人が同じ物件を購入しようとしても、
- 時代
- 金融情勢
- 銀行方針
によって結果が変わります。
そのため、今借りられるから将来も借りられるとは限りません。
今なら頭金の重要性を理解している
今振り返ると、もっと頭金を入れて購入しておけば良かったと思っています。
頭金があることで、
- 借り換えしやすい
- 売却しやすい
- 月々の返済負担が軽くなる
- 精神的な余裕が生まれる
というメリットがあります。
購入時は収支ばかり見ていましたが、出口戦略まで考えると自己資金の重要性を実感します。
まとめ|銀行との信頼関係も資産になる
不動産投資は物件選びだけではありません。
銀行との信頼関係も含めて不動産経営です。
どんなに良い物件でも、融資がなければ購入できません。
そして購入後も銀行との付き合いは続いていきます。
だから私は今、物件だけではなく銀行との関係も大切な資産だと考えています。
不動産投資を長く続けるためには、物件を見る目だけでなく、金融機関との信頼関係を築くことも重要だと感じています。
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