はじめに
不動産投資を始めた頃の私は、
契約書は管理会社が保管しているので問題ないと思っていました。
しかし実際には、その考えが大きなリスクになることがあります。
今回は、管理会社の業務停止を経験したことで学んだ「契約書の重要性」についてお話しします。

契約書は管理会社が持っているから大丈夫だと思っていた
大家になった当初は、
契約書を自分で保管する必要性を感じていませんでした。
管理会社からも、
「こちらで管理していますので大丈夫です」
と言われることが多く、
それを疑うこともありませんでした。
実際に契約書の控えを送ってくれる管理会社もありましたが、
多くの場合は管理会社任せになっていました。
長期入居者の契約内容が分からない
私が昨年売却した物件には、
25年以上住まれている入居者様もいました。
当時は保証会社が一般的ではなく、
保証人だけで契約しているケースも珍しくありません。
そのため、
- 保証会社の利用有無
- 保証人の状況
- 特約内容
などが分からなくなっていることもあります。
問題が起きて初めて、
契約内容を確認したくなるのです。
管理会社の業務停止で資料が消えた
実際に私が困ったのは、
管理会社が業務停止になった時でした。
契約書や図面などの資料は引き継がれると聞いていました。
しかし最終的には一部資料が手元に届かないままとなりました。
その結果、
ある入居者様が保証会社へ加入しているのかどうかすら分からなくなったのです。
後から契約書が見つかった
幸いにも、
当時客付けを担当した不動産会社に契約書の控えが残っていました。
そのおかげで保証会社へ加入していたことが判明しました。
もし契約書が見つからなければ、
保証会社の存在自体が分からないままだったと思います。
その入居者様は長年滞納を繰り返していたため、
もっと早く把握できていれば対応も変わっていたかもしれません。
売却時にも契約書は重要
契約書は管理のためだけではありません。
物件売却時にも重要な資料になります。
購入希望者からは、
- 賃貸借契約書
- 更新契約書
- 保証会社契約
- 特約内容
などの確認を求められることがあります。
契約書が揃っていることで、
購入希望者も安心しやすくなります。
今ならこうする
今なら可能な限り、
- 賃貸借契約書
- 更新契約書
- 保証会社契約書
- 入居申込書
の控えを保管しておきます。
また、
- 敷金
- クリーニング費用
- 特約事項
なども定期的に確認します。
まとめ|契約書も大切な資産
契約書が必要になるのは、
問題が起きた時です。
そして問題が起きてから探しても見つからないことがあります。
だからこそ、
何も起きていない時から管理しておくことが大切です。
私は管理会社の業務停止を経験したことで、
契約書も物件と同じくらい大切な資産だと学びました。