はじめに
家を売る時、
「鍵は何本渡せばいいの?」
「スペアキーをなくしてしまったけど大丈夫?」
「リモコンキーや説明書はどうすればいいの?」
と悩む方は多いのではないでしょうか。
私も初めて家を売却した時は、何をどこまで準備すればいいのか分からず、不動産会社へ確認しながら進めました。
私はこれまで
- 戸建を2回売却
- アパートを1回売却
してきました。
この記事では、実際の経験をもとに「鍵の引き渡し」について詳しくご紹介します。

家を売る時は持っている鍵をすべて渡す
私が売却した時、不動産会社から案内されたのはとてもシンプルでした。
「家にある鍵は、スペアキーも含めてすべて渡してください。」
という内容です。
玄関の鍵だけではなく、
- 家族が持っている鍵
- スペアキー
- リモコンキー
など、現在手元にあるものはすべて集めて引き渡しました。
逆に、以前なくしてしまった鍵については、新しく作り直すようには言われませんでした。
つまり、
「現在持っているものをすべて渡す」
という考え方で問題ありませんでした。
私が実際に渡した鍵
私の家はキーレス対応の玄関でした。
そのため引き渡したのは、
- リモコンキー4本
- 通常の鍵
- 予備キー
など、家族全員分をまとめた鍵です。
引き渡し当日に慌てないよう、
数日前から家族に
「鍵を玄関の下駄箱の上へ置いておいてね。」
とお願いしていました。
家族それぞれが持っている鍵を一か所へ集めておいたので、当日は忘れ物もなくスムーズに引き渡すことができました。
私は引き渡し前日、家族全員に声を掛けて、玄関の下駄箱の上へ鍵を集めてもらいました。当日は「あの鍵はどこ?」と探すこともなく、スムーズに引き渡しができました。引き渡し当日は手続きだけでも慌ただしいため、前日までに家族全員の鍵を集めておくことをおすすめします。
小さなことですが、これから売却される方にはおすすめしたい準備です。
スペアキーをなくした場合は作り直す必要がある?
私の場合、不動産会社からは
「スペアキーがないなら、新しく作る必要はありません。」
と言われました。
そのため、なくしてしまった鍵があっても、そのまま正直にお伝えすれば問題ありません。
ただ、これはあくまでも私個人の考えですが、
リモコンキーだけは最低2個あると、購入者さんにとても親切だと思います。
私がそう思った理由
実は、以前実家でリモコンキーをなくしてしまったことがあります。
その時は近所ですぐ作れるものではなく、メーカーへ取り寄せになりました。
届くまで1週間以上かかった記憶があります。
その間は、
家族でリモコンキーを貸し借りしながら、
私は通常の鍵で玄関を開け閉めしていました。
毎日のことなので、意外と不便だったのを今でも覚えています。
その経験があったため、今回家を売却する時も
「購入者さんにはできるだけ不便な思いをしてほしくない。」
と思いました。
リモコンキーは最低2個あると安心
もちろん、
一人暮らしの方ならリモコンキーが1個でも困らないかもしれません。
しかし、
ご夫婦やご家族で住まれる場合は話が変わります。
私が家を売却した時の購入者さんは、
ご夫婦と、小さなお子さんがいるご家庭でした。
引っ越し直後は荷ほどきや各種手続きで忙しく、鍵を注文する時間もなかなか取れません。
だからこそ、
もし最初からリモコンキーが2個あれば、
すぐに新生活を始められて安心だと思いました。
これは義務ではありません。
しかし、
「次に住む方へのちょっとした思いやり」
として、私は残して良かったと思っています。
ポストの暗証番号も忘れずに引き継ぐ
我が家の郵便ポストは鍵ではなく、暗証番号で開けるタイプでした。
そのため、引き渡し当日は購入者さんの前で実際に暗証番号を入力し、ポストが開くことを確認しました。
口頭で番号を伝えるだけではなく、その場で一緒に操作を確認したことで、お互いに安心できたと思います。
こうした細かな引き継ぎは義務ではないかもしれませんが、購入者さんにとっては新生活を始める大切な準備になります。
鍵は引き渡し日のいつ渡す?
「鍵はいつ渡せばいいの?」という疑問を持つ方も多いと思います。
私の場合は、銀行での決済や書類の手続きがすべて終わったあと、不動産会社から
「では、鍵をお願いします。」
と声を掛けられ、そのタイミングで鍵をお渡ししました。
特別なことはなく、不動産会社が案内してくださるので心配する必要はありません。
事前にすべての鍵をまとめて準備しておけば、当日はスムーズに引き渡しができます。
エアコンやリモコン類も元の場所へ
鍵以外にも、リモコン類はすべて家に残しました。
例えば、
- エアコンのリモコン
- 浴室テレビのリモコン
- その他設備のリモコン
などです。
我が家では各部屋のエアコンにリモコンホルダーを取り付けていたため、そのまま元の場所へ戻しておきました。
浴室テレビのリモコンも、浴室内のリモコンスタンドへ入れた状態で引き渡しました。
新しく住まれる方が「あれ?リモコンはどこだろう?」と探さなくて済むように、普段使う場所へ戻しておくことをおすすめします。
説明書はまとめてファイルで渡した
新築住宅の場合は、設備の説明書が驚くほどたくさんあります。
我が家でも、
- 給湯器
- キッチン設備
- インターホン
- エアコン
- 浴室設備
- その他住宅設備
など、多くの説明書がありました。
厚みのあるファイル一冊分ほどになっていたため、そのまま一つのバッグにまとめて購入者さんへお渡ししました。
説明書が残っていると、設備の使い方だけでなく、故障時の型番確認や部品注文にも役立ちます。
私自身も説明書が残っていて助かった経験があったので、そのまま保管して引き継ぎました。
浄水器カートリッジは新品へ交換して引き渡した
これは私が「やって良かった」と感じたことの一つです。
我が家のキッチンには浄水器が付いていました。
浄水器のカートリッジは定期的な交換が必要ですが、品番によって種類が異なり、インターネットで取り寄せになることも少なくありません。
引っ越したばかりのタイミングでは、
「品番を調べる」
「注文する」
「届くまで待つ」
という作業だけでも大変です。
そこで私は、新品のカートリッジを用意しておきました。
そして購入者さんへ、
「新しいカートリッジがありますが、今交換しておきましょうか?」
とお聞きしたところ、
「取り付け方が分からないのでお願いできますか。」
と言われ、その場で交換しました。
もちろん、ご自身で交換される方もいらっしゃると思います。
ただ、私は次に住まれる方が少しでも気持ちよく新生活を始められたらいいなと思い、このような対応をしました。
アパート売却では鍵の引き継ぎは少し違った
戸建とアパートでは、鍵の管理方法が異なりました。
アパートの場合は、各部屋の鍵を管理会社が保管していたため、私自身はほとんど鍵を持っていませんでした。
そのため、売却時も鍵の受け渡しより、不動産会社を通じた書類のやり取りが中心でした。
戸建売却とは少し流れが違う点も、実際に経験して初めて分かりました。
売却前日に確認したいチェックリスト
引き渡し当日に慌てないためにも、前日までに次の点を確認しておくと安心です。
□ 家族全員の鍵を集めた
□ スペアキーを確認した
□ リモコンキーを準備した
□ ポストの暗証番号を確認した
□ エアコンなどのリモコンを元の場所へ戻した
□ 説明書を一つにまとめた
□ 必要に応じて浄水器カートリッジなど消耗品を確認した
まとめ
家を売る時は、不動産会社から
「現在持っている鍵をすべて渡してください。」
と案内されました。
スペアキーがなくても新しく作る必要はありませんでしたが、私はリモコンキーが最低2個あると、購入者さんが安心して新生活を始められると感じました。
また、鍵だけではなく、
- ポストの暗証番号
- リモコン類
- 説明書
- 浄水器カートリッジ
なども一緒に引き継いだことで、購入者さんにも喜んでいただけたと思います。
家の売却は、契約が終われば終わりではありません。
最後の引き渡しまで丁寧に行うことで、お互いが気持ちよく新しい生活をスタートできます。
私自身、2回の戸建売却を経験して、「次に住む方へのちょっとした思いやり」が、とても大切だと感じました。