賃貸経営を始めたばかりの頃は、管理会社さんの言うことは全て正しいと思っていました。
管理会社さんは現場を知るプロです。
そのため、提案された内容をそのまま受け入れていれば失敗しないと考えていたのです。
しかし10年以上大家業を続ける中で学んだのは、管理会社さんの意見は大切でも、最終的に判断するのは大家自身だということでした。
今回は、大家歴10年の経験から学んだ「管理会社との付き合い方」についてお話しします。

管理会社さんの言葉は全て正しいと思っていた
大家になった当初の私は、
- 管理会社さんはプロ
- 自分は素人
- 言われた通りにすれば安心
と考えていました。
家賃設定や修繕工事、空室対策についても、疑問を持つことなく提案を受け入れていたのです。
もちろん、管理会社さんは現場経験が豊富で、多くの知識を持っています。
そのため、初心者大家にとって非常に頼れる存在であることは間違いありません。
しかし、だからといって全てを任せきりにして良いわけではありませんでした。
管理会社さんの提案に助けられたことも多い
実際には、管理会社さんの提案に助けられたことも数多くあります。
例えば、設置から9年経過したエアコンについて相談した時のことです。
私は、
「そろそろ交換した方が良いのではないか」
と考えていました。
しかし管理会社さんからは、
「壊れてからで大丈夫ですよ」
と言っていただきました。
結果として、まだ問題なく使用できており、不要な交換費用をかけずに済んでいます。
このように、現場を知る管理会社さんの意見が経営を助けてくれることも少なくありません。
現地確認で修繕費を大きく抑えられたこともある
一方で、全ての提案をそのまま受け入れなかったことで助かった経験もあります。
過去には高額な修繕見積が続いた時期がありました。
見積金額だけを見ると、
「本当に必要なのだろうか」
と不安になる金額でした。
そこで現地を確認し、状況を詳しく見たところ、工事内容を見直せる部分が見つかりました。
結果的に、当初の見積額の半額程度まで費用を抑えることができたのです。
もし見積書だけを見て判断していたら、大きな支出になっていたかもしれません。
家賃値下げも一律対応しなかった
空室対策では家賃値下げの提案を受けることがあります。
もちろん値下げが必要なケースもあります。
しかし私は、空室全てを一律で値下げすることは避けてきました。
なぜなら、
- 部屋ごとの設備状況
- 階数や日当たり
- リフォーム内容
- 周辺競合との比較
などによって価値が違うからです。
実際に部屋ごとの状況を確認しながら判断した結果、必要以上の値下げを避けることができました。
賃貸経営では、家賃を下げる判断よりも「なぜ決まらないのか」を考えることの方が重要だと感じています。
今は必ず自分でも確認するようにしている
現在は管理会社さんの意見を必ず聞いています。
しかし、そのまま受け入れることはしていません。
- 写真を確認する
- 現地を見に行く
- 見積内容を確認する
- 専門用語を調べる
- 必要なら相見積を取る
こうした作業を行った上で判断するようになりました。
時間はかかりますが、後悔する決断は大きく減ったと感じています。
まとめ|頼ることと依存することは違う
管理会社さんは大家業における大切なパートナーです。
現場を知るプロとして、多くのアドバイスをしてくださいます。
しかし、賃貸経営の責任を負うのは大家自身です。
だからこそ、
- 管理会社さんの意見を聞く
- 自分でも確認する
- 納得して判断する
この流れが大切だと思っています。
任せることは必要です。
しかし丸投げにしてはいけません。
頼ることと依存することは違う。
それが10年間大家業を続けて学んだ大切な教訓です。
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